女性活躍推進 To be a STARWomen Talk Session
女性のキャリアや働くイメージについてリポートしました。
女性活躍推進プロジェクト To be a STARで活躍される3名に活動内容や取り組みについてお聞きしております。当社の取り組みやご自身の将来のキャリアなどの参考にして下さい。
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01
マーケティング担当
2019年入社S・O(1)
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02
ロジスティクス担当
2016年入社S・O(2)
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03
マーケティング担当
2018年入社A・K
プロジェクトの活動内容を教えてください。
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自身のめざすキャリア像を考えるうえで、「まずは管理職の仕事を知ろう!」ということになり、管理職へのインタビューを行っています。
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また、当社で働くうえで、女性ならではの障害はないかをディスカッションしたり、自身の能力に対しどのような認識があるのか、適性検査を実施して自己理解を深めたりしています。まずはここをクリアにしないと、理想と現実のギャップが出てしまいますので。
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このプロジェクトの活動を通して、当社の女性活躍の現状と目標を確認するなかで、当社は業界平均並みの女性管理職人数がいることはわかりました。ただ、まだまだ低い水準であることに変わりはありません。どうしたらもっと女性管理職を増やせるのかをメンバー間で話し合い、まずは管理職になることに対して「忙しそう」「ライフワークバランスがとれなそう」など思い込みはないか。実際に管理職がどのような仕事をし、一日を過ごしているのか知ろう!と、現在管理職に対しインタビューも行っています。話を聞くことで、志を設定できたり、想像との差異を払拭したりするのがねらいです。
プロジェクトの活動目標を教えてください。
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活動のゴールは、ひとりひとりが活躍し、いきいきと輝く主役「STAR」になることです!
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雇用形態や生活環境など、人によってさまざまです。それぞれが自身のやりたいことができるような環境を作り上げることが、この活動の目標です。一人が輝き、周りも明るく照らし、それぞれが照らしあってさらに輝いていく。そんな会社になれたらいいなと思っています。
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この目標を達成するためには、社内にこの活動を認知してもらい、協力も仰がなければなりません。当社は機械系のメーカーで、女性が少ないこともあり、この点においては少し苦労することもあるかもしれませんね。
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これまで、育児休暇などは世間一般的に女性が取得するのが主だったかと思いますし、当社も同様です。ただ、女性が社会で活躍するには、家庭のサポートも重要になります。「育児=女性が行うもの」といったこれまでの固定概念も打ち破り、男女平等に取得できることも目指したいですね。ライフワークバランスが取れることで、いきいきと輝けると思います。
プロジェクトへの思いを教えてください。
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性別などの属性によって、目標を変えたり諦めたりすることがないような会社にしたいと思っています。このプロジェクトを通して、従業員それぞれが自身のやりたいことを実現できるような会社の在り方を考えたり、創り上げたりすることに携われることを非常に嬉しく感じます。責任感を持って懸命に取り組みたいと思っています。
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当社はもともと女性の割合が少ないので、今目指しているようなロールモデルがこれまでに少ない状況にあります。自分自身がロールモデルとなり、「女性も活躍できるよ!」「こういった働き方もできるよ!」と、希望が持てるようなお手伝いができたらと思っています。
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当社の場合、女性社員は管理部門に多く在籍しています。事業部の女性社員の割合も、今後もっと高めていきたいです。働きやすい環境や、目指せるキャリアプランを幅広く選択できるなど、エンゲージメントがより高まるような社風、環境づくりも整えたいですね。
女性の視点でみたアネスト岩田はどのような会社ですか?
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個人的に、女性従業員同士とても仲がいいと思います。出産や、その後の休暇などは相談しやすい環境にあると思っており、実際に取得する方も多くいるので、その点に関しては安心しています。ただ、その際に活用できる制度(給付金など)を認識していない人も多いようで、そういったところはしっかりと会社の福利厚生として活用してもらえるように周知したいですね。また、男女問わず仕事復帰しやすい環境づくりにも力を入れたいです。
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確かに、身近なものでも「生理休暇」や「誕生日休暇」など利用はできるけど、そういったものを使ったこともなければ、知らなかったっていう人もいました。知っていても、使いにくいものもありますね…。当社は、有給休暇を「スマイルホリデー」と改名し、活用しやすくしましたが、同様に親しみやすい名称に変えて利用しやすくするなどしてもいいかもしれませんね!
また、子育てを終えて働きやすさを求め転職されてくる方はいますが、従業員の中で子育てしつつ活躍している同世代の若手はまだいないので、そういったロールモデルがいたらなあ、と思います。
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当社においては、施設は綺麗だし、休みも取りやすいし、共働きの社内夫婦も多いし、とてもホワイトな会社と思っています。ただ、お二人が言うように、確立されているのに知られていない制度などがあるのはもったいないと思いますし、私も知らないものがあるかもしれないので、今一度周知の必要はありますね。ES(従業員満足度)向上にもつながりそうです。
当社の女性活躍推進に関して、ハードルを感じることはありますか?
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コーティング事業部において、塗料を扱う際に「汚れ仕事は女性にさせられない」と気遣いいただけることがあります。親切にしていただき、お気持ちは嬉しいのですが、それではいつまでたっても女性は一定以上の知識・技術が身に着けられません。そういった観点からいうと、男女での線引きをなくす必要があると思いますし、現状の課題であると感じました。
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もちろん、そういった配慮を希望される方もいるでしょうけれども、S・O(1)さんのように、そういった配慮が不要と感じる方もいるのは知ってもらう必要がありますね。女性側から、積極的にそういった声掛けをすることも大事ですね。
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長期休暇される方が休みを取得しやすい、復帰しやすい環境の構築。それから、本人だけでなく、同じ部署の方のケアやフォローもしっかりと整えたいです。気持ちよく送り出し、迎え入れられる体制は双方にとってとても大切ですよね。
今後のキャリアプランを教えてください。
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私は今、カタログの作成とHPの製品ページ制作を担当しているのですが、そのコンテンツに対するユーザの利用状況などを調査・分析し、よりよいコンテンツにできたらと思っています。
また、製品の受入検査や開発の実験参加、営業現場への同行なども積極的に経験し、よりニーズにそったコンテンツを目指しています。
また、部門長と話をし、グループ方針の作成の場にも参加させていただけることになりました。最終的には世界情勢なども見据えたコンテンツ制作の指揮がとれるような人材になりたいです。
チームリーダーからステップを踏んで、将来的には部長クラスまで登りたい目標もあります。部長からも、「目標は大きく持ったほうがいい」と後押ししてもらえました。
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私の場合は、まずは現在のチームでチームリーダーを目指したいです。きっとそれを達成した時には見える景色も変わり、新たな考えやキャリア像が描けると思うので、一歩一歩着実に積み上げて、その次はどこを目指すかを考えていきたいと思っています。
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私は入社後間接部門に配属され、その後事業部に移動となっています。会社のことを知ったうえで製品を知り、ある意味一番愛社精神が芽生えやすいキャリアを築けているのかなと思います。
また、私は海外に赴任したい思いがありますので、海外駐在員も目指しています。
実はこのプロジェクトを通して少し前に上長にその思いを伝えたのですが、海外志向があるのは理解していたものの、駐在を目指しているとは思っていなかったようで、驚いていました(笑)
これからその目標が達成できるように、相互理解を進め、支援いただけるよう積極的に行動していきます。