サステナビリティ基本方針

近年、深刻化する社会課題の解決やSDGsの達成に向けて、企業がどのようにして貢献していくのかが注目されるようになり、今後ますますその重要性が高まるものと考えています。
当社は、コーポレートブランド・プロミスにおいて、開発型企業として持続的な成長を遂げる豊かな社会の実現に貢献することを宣言しています。事業推進を通じて社会課題の解決に取り組むことにより、当社と社会が共有する価値を創造し、社会と共に持続的な成長を遂げることを目指して活動してきました。
引き続きESGやSDGsといった観点を含むサステナビリティを経営上の重要なテーマとして定め、関連する取り組みに注力していきます。また、「アネスト岩田にとってのサステナビリティは何か」を検討し、長期ビジョンの策定やマテリアリティの特定を進めるとともに、さまざまな施策を検討・実施していきます。

事業戦略

ESGを重視した経営

当社は、長年オイルフリー技術や省エネに貢献する圧縮機、水系塗料に適合する塗装機器といった環境配慮型製品の開発と普及によって社会課題の解決に努めてきました。また、このような事業活動を担う従業員のライフ・ワークバランスの向上を図るとともに、会社を取り巻くリスクをコントロールし、企業価値の毀損の回避と、さらなる成長機会を獲得するための経営基盤の強化を行ってきました。
真の企業価値は、業績などの経済的価値に加え、ESGなど社会的価値の両輪から成ると考えています。どちらか一方のみの価値を重視するのではなく、バランスよく価値の向上に努めることで、社会と共に持続的成長を目指します。

事業戦略

SDGsへの貢献

当社では、開発会議の議題に上げる際にはSDGsの17ある目標のうち、どれの達成に貢献できるかを明記することを義務化しています。そのほかにも、2021年4月からは管理職のプロセス管理の上でSDGsを意識するように制度を整備するなど、産業機械メーカとしてどのような貢献ができるかを考えながら事業を推進しています。
目標の達成には、商品開発や生産などメーカとしての基本業務の在り方を考えるだけではなく、従業員一人ひとりが課題解決意識を持つことが重要です。それぞれが解決意識をもって取り組んだ業務はどんな小さなことであろうとSDGsの貢献につながると考えています。そのため、SDGsについて理解を促すため国内従業員宛にメールマガジンの配信を行うなど、今後も従業員への啓蒙活動や意識改革を進めていきます。

SDGs(持続可能な開発⽬標)とは
2015年に開催された国連サミットにおいて、150以上の加盟国の⾸脳が参加の下で設定されました。今ある世界のさまざまな問題を解決し、すべての⼈々にとってよりよい世界をつくるための国際⽬標であり、2030年までに達成すべき17の⽬標と169のターゲットで構成されています。その達成に向けて、世界中の国々がさまざまな取り組みを実施しています。

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