会社概要・沿革
アネスト岩田の会社概要や会社案内ムービー、沿革をご紹介します。
会社概要
社名 | アネスト岩田株式会社(ANEST IWATA Corporation) |
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本社 |
〒223-8501 神奈川県横浜市港北区新吉田町3176番地 |
代表者 | 代表取締役 社長執行役員 深瀬 真一 |
創業 | 1926年5月 |
設立 | 1948年6月 |
上場証券取引所 | 東京証券取引所 プライム市場 |
資本金 | 33億5,435万円 |
連結売上高 | 53,425百万円(2023年度) |
決算期 | 3月31日 |
従業員 (グループ総数) |
1,865名 / 国内 641名(34%)・海外 1,224名(66%)(2023年度) |
事業内容 | 圧縮機・真空機器・塗装機器・塗装設備とその周辺機器の製造販売 |
会社案内ムービー
沿革
1926年 |
当社の前身、岩田製作所創立 創業者の岩田初太郎と岩田助蔵の兄弟が1926(大正15)年5月1日、渋谷区豊沢町の工場の一隅を借り、当社の前身・岩田製作所は中古旋盤2台を据え付けただけの、小さな町工場として出発した。 |
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1927年 |
国産第1号のスプレーガンの製造・販売を開始 水嶼商会からの依頼で始まったスプレーガン開発。数十回のやり直しの後、ようやく数個のスプレーガンが試験にパスした。受託してから約半年、資金も底を尽いていたが、まさに職人の執念と意地の成果であった。できあがった国産第1号のスプレーガンは頭部が大きく、握りもごつかったが、平吹きや丸吹きができ、塗料の霧化も十分であった。 |
1928年 |
小形コンプレッサの製造・販売を開始 |
1954年 |
自動塗装装置分野に進出 |
1957年 |
岩田塗装機工業株式会社を設立 1955年には年間売上高3億円を記録し、資産総額も1億5000万円を超えていた。一方で、当社は依然として資本金450万円足らずの合資会社であり、はなはだ経営実態とかけ離れていた。また、1955年に増資したばかりで資金もなかった。合資会社を解散し、株式会社に移行する方法もあったが、精算に伴う納税額が1億円を超すため現実的ではなく、結局新たに株式会社を起こし、合資会社はそのまま残すことになった。こうして1957年4月、合資会社の事業を全面的に引き継いだ岩田塗装機工業株式会社が設立された。 |
1959年 |
エアレスユニットを発売 |
1962年 |
塗装設備分野に本格進出 |
1963年 |
小形往復式空気圧縮機のJIS表示許可工場の認定を受ける |
1969年 |
国産初の空冷二段・中形コンプレッサを発売 1965年頃から中形コンプレッサの開発に着手。中形機市場は先発の大手メーカがひしめく激戦区だったため、海外市場も含む徹底的なマーケティングに基づいた開発戦略を練った。ポイントは、豊富な出力バリエーション、メンテナンスと小型化が容易な空冷機とし、運転制御方式をセミオートマチックにするというものであった。この目標をクリアし、1967年末には試作機が完成、1969年に発売となった。 |
1970年 |
大阪証券取引所第二部に上場 |
1971年 |
静電塗装機を発売 |
1973年 |
東京・大阪証券取引所第一部に上場 |
1975年 |
塗装ロボットを三菱重工業株式会社と共同開発 自動車ブースを発売 |
1977年 |
回転式コンプレッサ分野に進出 |
1985年 |
世界初の多関節電動塗装ロボットを三菱重工業株式会社と共同開発 三菱重工業株式会社と業務提携し、国産初の塗装ロボット「AR-62」を開発、1975年8月に上市した。AR-62は油圧駆動、熟練工の手首の動きをソフトウエアで見事に再現した大形塗装ロボットで、国内のみならず、海外でも高い評価を得た。 |
1987年 |
接着剤塗布機器・ホットメルトアプリケーターを発売 |
1988年 |
CADシステムを横浜・秋田・福島にネットワーク化し本格稼働 |
1990年 |
大形ロータリーコンプレッサを発売 |
1991年 |
ツースオイルフリー中形コンプレッサを発売 世界初のオイルフリースクロールコンプレッサを発売 1985年頃から開発に着手し苦節6年、耐熱素材の探索、チップシール材の開発、精密な空冷ハウジングの設計等の困難な課題を一つずつクリアしていった。そして1991年3月、世界初のオイルフリースクロールコンプレッサ「SLP-22」(2.2 kW)、「SLP-37」(3.7 kW)を発表。 低圧微粒化スプレーガン(LPH)を発売 |
1993年 |
世界初のオイルフリースクロールバキュームポンプを発売。真空ポンプ分野に進出 開発プロジェクトは1985年にスタート。目標は最もニーズの高い、中真空(100~10-1パスカル。1パスカルは大気圧の10万分の1)のドライポンプであった。研究開発を進め、1990年に試作機が完成、1991年には市場への進出を決定した。 ISO-9002の認証を受ける |
1995年 |
小形コンプレッサ「COMG」シリーズを発売 |
1996年 |
ISO-9001の認証を受ける CI(コーポレートアイデンティティ)を設定し、社名を「アネスト岩田株式会社」に変更 1996年10月1日、当社は創業70周年を機に、社名を「アネスト岩田株式会社」と改めた。「アネスト」とは、「Active & Newest Technology」(現「Active with Newest technology」)、すなわち「常にいきいきとした活力と、新規性のある技術力を持った開発型企業」を表している。また、「真摯:EARNEST」「正直:HONEST」をかけ、当社創業以来の社是である「誠心(まことのこころ)」の継承を明確にした。改革への強い意志と意欲を新社名にこめ、当社は再スタートを切った。 |
1999年 |
ISO-14001の認証を受ける |
2007年 |
アネスト岩田秋田株式会社、アネスト岩田福島株式会社、アネスト岩田興産株式会社を吸収合併 |
2009年 |
オイルフリーブースターコンプレッサが省エネルギー機器表彰を受賞 |
2010年 |
横浜市より環境管理事業所の認定を受ける ANEST IWATA DO BRASIL CONSULTORIA TECNICA LTDA.を設立 |
2011年 |
アネスト岩田真空サービス株式会社を設立 阿耐思特岩田(上海)商貿有限公司を設立 |
2012年 |
ANEST IWATA AIR TECH s.r.l.に資本参加 ANEST IWATA South Africa(Pty)Ltd.を設立 圧縮機および真空機器の生産を横浜工場から福島工場へ集約 |
2013年 |
独自のクロー方式およびスクリュー方式の中形コンプレッサを開発し販売 ANEST IWATA Vietnam Co., Ltd.を設立 ANEST IWATA Middle East FZE を設立 |
2014年 |
アネスト岩田コーティングサービス株式会社がアネスト岩田コーティングソリューションズ株式会社に社名変更 PT.ANEST IWATA Indonesia を設立 ANEST IWATA Babatz GmbHを設立 Airzap ANEST IWATA INDÚSTRIA E COMÉRCIO LTDA.を設立 ANEST IWATA Polska Sp. Z o.o.を設立 |
2015年 |
アネスト岩田サービス株式会社がアネスト岩田コンプレッサ株式会社に社名変更 |
2017年 |
オイルフリースクロールコンプレッサ(Fシリーズ)が省エネルギー機器表彰を受賞 |
2018年 |
ANEST IWATA SPARMAX CO., Ltd.を設立 |
2019年 |
E.M.S. CONCEPT SARLと資本提携 |
2020年 |
アネスト岩田コンプレッサ株式会社とアネスト岩田コーティングソリューションズ株式会社を吸収合併 |