食の安全を考えて
アネスト岩田製品を通じて、食品製造過程おける品質管理に悪影響を及ぼすリスクの低減に貢献することで、お客様の食の安全を守ります。
「食品製造における安全リスク」を解消するために
食品の流通においてグローバル化が進むなか、安全性へのリスクはさらに高まり、食品工場では厳しい品質管理が求められるため、発生する可能性のあるリスクをコントロールして回避することが重要課題となっています。
オイルフリーコンプレッサの開発
食品製造工程における潤滑油混入のリスク防止へ
食品製造工程においては、さまざまな場面で圧縮空気が必要となります。潤滑油を使用するコンプレッサ(オイル式)を生産ラインで稼働する場合、その圧縮空気には潤滑油が混ざり、製造している食品品質管理に悪影響を及ぼす可能性があります。
食品の国際標準規格であるFSSC22000ではオイルフリーコンプレッサの使用を推奨しております。当社製品の空気品質はクラスゼロ相当を実現しており、潤滑油の混入を防ぎます。
食液用スプレーガンの開発
食液塗布時の異物混入リスクを防ぐために
刷毛塗りなど食品に接触して食液を塗布する場合、抜けた毛などの異物が混入するリスクがあります。また、食液の塗布に工業用スプレーガンを使用する場合、食品衛生法には準拠しておらず、使用される企業のコンプライアンスが徹底できません。
2012年、業界で初めて日本の食品衛生法に準拠し専用設計された食液塗布用のスプレーガンを開発いたしました。食品の製造工程において離型油、しょうゆ、卵黄といった食液を塗布する場面がありますが、当社の食液用スプレーガンを使用することで食品に直接触れることなく食液を塗布することが可能とするため、衛生面の確保に貢献いたします。